子どもの命名と意味の付与
昨日は妻と娘が退院してきて、
自宅での子育て生活がスタートしました。
京都市内の桜もちらほら咲いていて、気持ちの良い春になっています。
ミルクを作り、
オムツ交換をし、
子どもをあやし、
沐浴もしてと全部やっております。
一時的なものではなく、これを継続していきたいですね。
また、今日は区役所に出生届を提出してきました。
出生届に書く名前や性別など間違えるわけにはいかないので、
緊張しますね。
何度も確認し直しました。
また、娘の名前の由来について、
色々な人から尋ねられます。
名付けというのは、とても重要な行為ですから、
当然といえば当然ですね。
名は体を表すという言葉もありますしね。
娘の名前は、「百栞(ももか)」とつけました。
1年以上前から、
女の子の名前、男の子の名前、
それぞれ考えておりました。
今回の名付けのプロセスを簡単に書いてみます。
まずは姓名判断や画数にこだわり、
4画+7画の組み合わせか、
6画+10画の組み合わせが最高だということなので、
最初からこの画数を元に考えました。
その上で、
その画数の漢字を漢和辞典ですべてあたって、
意味的によさそうなものを候補にして、
組み合わせを考えていきました。
画数を限定し、
意味ある漢字の組み合わせを選んでいくと、
だいぶ候補も絞られます。
そんな中で、
「モモ」
という表現は入れたいな、と。
2人が好きな本、
ミヒャエル・エンデの『モモ』にちなんで、です。
モモのように、
人の話をよく聞き、命や時間を大切にする人になってほしい、と。
百華(ももか)、百夏(ももか)、百恵(ももえ)、百栞(ももか)が、
6画+10画の候補に残りましたが、
声に出してみたり、漢字を書いてみたり、漢字の意味を調べたりして、
百栞にしました。
栞の意味は、
「目印、道しるべ」
です。
なので、
たくさんの目印、たくさんの道しるべ、
という意味を含んだ名前になります。
いろんな人との出会いから多くの道しるべや目印を得て、
それをもとに生きていってほしい。
多くの人の記憶に残るような子になってほしい。
そう願って名付けました。
これから何度も、その名前を呼ばれ、自分でもその名前を書くことになります。
その度に、込められた意味も感じることがあるかと思います。
これから大きく変わっていくであろう社会において、
人と人との関わりの中でしっかりと道しるべを見つけて、
たくましく生きていってほしいものです。
名前には想いも意味も込められます。
これから一生付き合っていることにもなりますから、
名付けというのは重みのある行為ですね。
<まとめ>
■名付けは重要な意味を持つ。
対象に想いを込め、意味を与えるプロセスだからである。
■名は体を表すという言葉もある。
■名前は何度も呼ばれることになるし、自分でも何度も書くことになる。
その度に、意識的にせよ、無意識的にせよ、名前に込められた意味を感じることになる。
子どもの命名だけに限らず、社名、サービス名、商品名など、名付けによって左右されるものがある。