苦手なことを学ぶ際にはスタンスを極端なところにとる

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今日は成れる会大阪マーケティング塾5期の第9講でした。
新潟から特別講師の広岡勝時さんにお越しいいただき、
チラシ講座。

どうしたら響くチラシになるのか、
どうしたら興味を持ってもらえるのか、
どうしたら結果につながるのか。

ターゲットやキャッチコピーの重要性について改めて考えさせられました。
誰に届けるかを明確にしておかないとですね。

さて、講義の後、
成れる会大阪マーケティング塾のメンバーから、
「種村さんは、4月以降、スタンスが変わりましたか?
性格は変わっていないのでしょうけど、何かスタンスが変わりましたか」
と言われました。

4月以降、
会社の代表取締役を退任し、
大学教員になり、
子どもも生まれて父になり、
そういった変化の中で、スタンスが変わったかと言われれば、
それはやはり変わったと思います。

立場が変われば、
物事に取り組む姿勢も考え方も変わりますから、
スタンスは変わります。

公的な身分としての発言が問われますし、
父としてのものの見方になります。

そういう変化は当然あります。

一方で、意識的に変えていることもあります。

今日は成れる会メンバーからの質問だったので、
成れる会の学びに対するスタンスについてお答えするならば、
それも変えています。

僕が成れる会大阪マーケティング塾で学ぶようになってもうすぐ3年が経ちます。

人の学習理論や教育理論、教育的アプローチにはいろんなものがありますが、
成れる会的な教育アプローチを身に付けようとして取り組んできて3年ということにもなります。

3年以上前の僕を知っている人であればわかると思いますが、

本来、

・強いリーダーシップ
・厳しく人に接する
・鍛える
・率直に伝える
・エネルギーをぶつける
・大きな声を出す

といった類のことは、
僕は得意ではありませんでした。

今でも、別に得意ではないのですが。

緩やかな関係性の中での教育的アプローチが好きですからね。

ただ、
他のアプローチや技は身につけておけたら良いなということもあり、
意識的に「強さ」や「厳しさ」を伴う方法論に取り組んできました。
レパートリーを1つ増やしておこう、と。

成れる会の方法論が身につくまで徹底的にやろう、と。

苦手なことでも、3年も取り組んでみると、
それなりには形になってきたかなというのを感じます。

この3年間は、
「強さ」「厳しさ」「先導するタイプのリーダーシップ」
に焦点を当てて強化してきましたが、
それも一区切りつけても良さそうだなと判断したのが、
この3月から4月くらいにかけて、です。

なので、
成れる会のメンバーからしたら、
スタンスが変わったと感じる部分があるかもしれませんね。

どちらかというと、
素の自分、自然体な自分の状態に戻していって良いかなという判断です。

一旦極端な方に振り切ってみると、
幅も器も広がります。

そのため、一旦振り切っていたものを、
反対側に振り切ってみても良いかもしれないなという段階です。

そうやって両極端の思考や実践に触れていくことで、
中庸というか、バランスの良いところをつかんでいきます。

そういう意味では、
スタンスは意識的に変えていることも多いです。

自分がやったことのない考え方、アプローチを習得する際には、
そっち側に振り切りますからね。


スタンスを変えるから、
見えてくる違いがあり、
自分を成長させるには、必要な観点なのではないかと思っています。

<まとめ>

■立場が変われば、スタンスは変わる。
ものの考え方、見方、姿勢などは、
自分自身の立場や役職によって左右されるものである。

■また、何かを学習する際にも、スタンスを大きく変えることがある。
自分が苦手とする考え方、知らないアプローチを習得する際には、
そっち側の思考と姿勢にするため、スタンスを変える。

■一定期間振り切って見れば、わかることがある。
スタンスを変えながら、技を身につけていく。
そしてスタンスを戻し、中庸のバランスをつかんでいく。

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