年間目標を活用してあり方を整える

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本日は、年間目標の設定に関して、荒堀由妃さんからいただいた感想を紹介させていただきます。



年始の目標を聞かせていただき、ありがとうございます。

目標って、こんなにたくさんあっていいんですね!驚きました。
大小いろいろ。
なんだか自由度が広がりました。
種村さんはこの目標(指針)をどのように評価・確認してらっしゃいますか?

(引用ここまで)

年間目標の種類も活用方法もたくさんありますが、

僕が今回紹介したものは、自分の状態に合わせた要素が多くありますから、

補足説明も加えておきます。

年間目標を設定して、

PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Action)をゴリゴリ回していくタイプのものもあるでしょう。

数値目標を設定した際に、

そこから中間目標を設定して、

進捗確認をするということもあります。

僕が今回紹介した年間目標は、

多彩に挙げるパターンであり、

進捗管理をしたり、評価・確認をするというタイプのものではなく、

どちらかというと年間目標をベースにしながらも手放していくタイプのものです。

たくさん挙げながら、自分が目指していく方向性をつかみますし、

挙がってきた小さい目標なんかは達成させればいいだけです。

2018年は、自分にとって未知数な1年になります。

4月以降に何をしていくかは、

流れ次第で決まるような1年であり、

むしろ真っ白なキャンバスの中を自由に進むような1年になります。

なので、

何かを確定させるというよりは、

裸の自分で、まっさらな道を手探り状態で進んでいくため、

あり方だけ整えるような目標が多く挙がってきます。

迷った時にあり方を確認したり、

整える類の年間目標・指針として挙げているのですね。

年間目標を確認するのは、

毎月、月初になります。

月間目標を設定する際に、

この年間目標を見て、具体的に何をするかを定めていきます。

あとは、迷った時やぶれた時に年間目標に立ちもどります。

これを見直すと、

マインドセットが整いますし、

あり方を整えることができます。

見直すことで、意識が変わり、あり方が整うので、

むしろ評価するものではなく、あり方を整えるために確認するというものですね。

それから年間目標は、

基本的には1年を通してブラッシュアップしていきたいので、

手放すこともありますし、変わることもあります。

日々、進歩しながら、

もっとこういう2018年にしようと思うこともありますし、

縁や出会いやチャンスによっては、2018年の1月に描いたものよりも、

もっと良い目標ができることもあります。

なので、

もっと良いものにできないかなと思いながら、

日々を過ごしていきます。

固定的なものではなく、

2018年の1年を通してブラッシュアップして、

目標を生成していく土台や叩き台として機能させます。

そんなイメージで用いているので、

評価するというよりは、

確認しながら、目標も自分自身もよりよくしていくという位置付けですね。

結果としては、

2018年が終わる時に、

この1年が良かったかどうかがわかると思います。

その時に、機能したかしなかったかもわかると思います。

愛を深めるという目標・指針を持った時に、

毎月、年間目標を見直した時に、

自分は愛を深めているだろうか?

と問いかけること自体が振り返りを生み、マインドセットを促し、

自分を前進させてくれます。

自己主導型学習の考え方では、

理想の自分と現在の自分のギャップを認識するところに、

学習ニーズが生まれ

そのギャップを埋めるように学習するということが言われています。

つまり、

理想の自分、理想の1年を認識しながら、

そのような理想を生きているかを問いかけることが、

学びを誘発させるので、

そのように位置付けています。

自分がどちら側に進んだらいいか、

どちら側に成長していったらいいか、

どちら側に学んでいったらいいかを、

毎月確認したり、迷った時に確認したり、ブラッシュアップさせていくのですね。


<まとめ>

■年間目標にも様々なタイプがあり、様々な活用方法がある。

■指針となり、あり方を整えるタイプの目標であれば、
毎月見直したり、迷った時にチェックするのが良いだろう。
評価するというよりは、自分のあり方を整えるために。

■自己主導型学習では、理想の自分と現在の自分のギャップ認識が、
学びを誘発させるので大切だとされる。
理想の2018年を、1年を通してイメージし続けることで、
結果として、良い1年になるのではないか。

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