学校って、なんかおかしいなって思うことない?

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学校って、なんかおかしいなって思うことない?

関大での社会教育計画の講義で、
今回のテーマは、学校。

学校制度のメリット、デメリットは?
学校の仕組みでおかしいなって思ったことない?
学校のあたりまえで、おかしいなって思ったことない?

授業時間の半分ほど、
学生と意見交換。

あー、そういえば、おかしいと思ってた、
ということも、
そんなこと言われてみるまで疑問に思ったことなかった、
ということもあったようです。

制服、校則、髪の色、先生を選べないこと、部活、帰宅部の肩身の狭さ、みんなに合わせないといけないこと、夏休みの宿題、本読みの宿題、エアコンがないこと、消臭スプレーの禁止、授業中に水分をとれないこと、内申点、相対評価と絶対評価、学校を選べないこと、授業を選べないこと、カリキュラム、授業時間の長さ、才能を伸ばせないこと、先生の服装、個別の学力に合わせていない授業、恋愛禁止の女子校、教員免許制度、科目の設定、副教科、教育委員会と学校の関係、などなど。

そこから、
イリイチが批判した価値の構造化について迫りました。
学校化された社会とは、なんなのか。

学校のない社会を目指したわけではなく、人間が阻害される構造について考えたのですね。

学習者が、
知の生産者ではなく、
知の消費者になってしまっていることについて。

講義後に、
それでも学校は必要だと思うという学生の意見や感想を聞き、自分の頭で考えたんだなということがわかったので、嬉しいものです。

次回はパウロ・フレイレ。
ラディカルな内容が続きます。

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