大いなる力には大いなる責任が伴う

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(Photo by rawpixel.com on Unsplash)

自分の力を受け入れる、

というモチーフは、アメリカ的かもしれませんが、一考の余地があるように思い
ます。

大学生の頃、先輩が自分にくれた言葉に、

「大いなる力には大いなる責任が伴う」

というものがあります。

スパイダーマンの中で出てくる台詞なのですが、何かの時に、「種村にぴったり
の言葉だと思う」といって、自分にメッセージとしてくれました。

不思議なもので、なぜか印象に残っています。

その時は、自分には別に大いなる力なんてないしなぁ、なんて思っていました
し、今も自分には大いなる力があるなんては思ってもいません。

だけど、

尊敬する先輩がくれた言葉であり、

もし、自分に力があるのだとしたら、その責任も伴わせて生きたい、と思ったの
も事実です。

今日は娘とアナと雪の女王2を映画館で観てきて、特別な力を持って生まれてき
たエルサが、自分の過去や世界の変化と向き合いながら進んでいく姿に、

「大いなる力には大いなる責任が伴う」

というあの言葉を重ねました。

自分の人生を振り返ると、

なぜこの人と出会えたのだろう、
なぜこの人と一緒に仕事ができたのだろう、
なぜこの仕事を任されたのだろう、

ということに満ちています。

この出会いがなければ、
この仕事がなければ、

ということは山ほどあり、人から受けた恩や学んだことを、しっかりと世界に還
元していきたいなと思います。

何もそれは特別なものではないのですが、自分の中では「大いなる力」と呼んで
もいいものなのかもとも思えます。
親や友人や先輩や師から受けてきた「力」というのは確かにあって、その力には
責任を伴うものだよな、と。

これは自分が特別ということではなくて、誰もがそうだと思います。
誰もが、誰かとの出会いや仕事や経験から、「大いなる力」を受け取ってきてい
るのではないでしょうか。

一隅を照らすという、その人にはその人にできることがあって、責任を持ってそ
れを全うしていくこと。

そんなことを思いました。

驕り高ぶることなく、傲慢になることもなく、大いなる力には大いなる責任が伴う、

という言葉を生きる人が増えたら、それはきっと素敵なことなんじゃないだろう
かと思います。


<まとめ>

■自分が持っている力については、過小評価も過大評価もせずに、認識したいも のである。

■大いなる力には大いなる責任が伴う、というとき、誰もが大いなる力を持って いると認識してよいのではないか。

■家族や仲間や師から受け継いだ力には、それに伴う責任があると考えて、一隅 を照らすようにするとよいだろう。

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