ブレインダンピングによる知的アウトプット

画像の説明

(Photo by rawpixel.com on Unsplash)

もやもやリストをつくるよりも、もっとパワフルかつ、知的生産にも役立つ方法に、ブレインダンピングというものがあります。

頭の中にあることをとにかく書き出す、というものです。
それも、思考速度で書き出すことがポイントです。

たとえば、”今月やること”というテーマを設定したら、
それに対して頭に浮かんできたことを、考えたのと同じスピードで紙に書き殴っていくのです。
ペンを止めずに、自分だけが読めるような最低限の文字で、とにかく、速く、速く書き殴っていきます。

ゆっくり考えるとか、ゆっくり書くとかではなく、思いついてしまったことをとにかく速く書きます。

頭の中ではいろんな言葉が次々と浮かんできて、浮かんできた言葉を書き留めているその瞬間にも、どんどんと次の発想やアイデアを誘発していきます。

ゆっくり書いていると、頭に発火する感じがなく、
あー、あれもやらないとな、
これもやらないとな、
というただのメモだったり、To Doリストになるだけなのですが、

こんなこと考えていいんだろうか、
こんなことをメモしていて大丈夫だろうか、

というくらいわけわからない発想やアイデアも含めて書き殴っていくと、結構いろんなことが出てきます。

思ってもみなかったことも出てきたり、予想外のことを発想したり、閃いたりします。

1日、15分から20分程度、白い紙にただひたすら頭の中にあることを、思い浮かんだのと同じスピードで書いていくだけで、問題解決能力も飛躍的に高まります。

何より、とても生産的な時間になります。

一定程度の慣れは必要だと思いますが、アイデアが行き詰まっているとき、なんとなく壁にあたっているとき、気が重くなって何から手をつけてよいかわからないとき、

そんなときには、一旦、頭の中にあることを、思考速度で書き出すブレインダンピングがおすすめです。


<まとめ>

■書くことの効果は様々あるが、知的生産系でおすすめしたいのは、ブレインダンピングである。
■頭の中にあることを、思考速度(考えつくのと同じスピード)で、とにかく速く書き殴って、全部出し尽くすというものである。
■出し切るとすっきりして状態も整うし、テーマについて考えていることを全部書き出してみると、そこから新たな気づきや発想が生まれることも多い。

コメント


認証コード3029

コメントは管理者の承認後に表示されます。