実感や体験をともなう言葉が響く
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わかりやすい文章、
伝わる文章、
響く文章。
よい文章というのはいろいろとありますが、ブログやメルマガを書いていて、実感や体験に基づいている文章は、響いたり、届いた感があるなぁ、と思います。
いや、また、あたり前のことを言っているだけなんですけどね。
自分の体験を通して、
実際にやってみたこと、
実際に感じたこと、
実際に味わったこと、
それらはリアリティを持って、自信も持って届けられると思うんです。
一方、どれだけ良いことを言っていても、本で読んで知っただけのこと、人から聞いただけの話というのは、どこかいい話だな、というので流れていってしまうのではないでしょうか。
自分でも文章を書いていて、子育て系の話は、いま、強い実感やリアリティを持って届けられる感覚があります。
それはいま一番もがいているのが、子育てだったり、生活の部分だからなのかもしれません。
もちろん、大学での教育や研究のところも格闘しているのですが、それよりもこの1年くらいで圧倒的に比重を増してきているのが、子育てや家事関連のことです。
いままでやってこなかっただけに、新しいことの発見やおもしろいことの連続なんですね。
そういう世界があるのかぁ、
子どもはこういうことをするのかぁ、
うーん、うまくいかないなぁ、
もっと手際良くいろんなことをできないのだろうか、
などなど、奮闘しています。
で、そういう葛藤や苦労、困難をともなったり、あれこれ考えていることは、言葉としても届けやすいのですね。
1日を振り返っても、印象に残ることは、子どもとの出来事や思い出ばかりです(苦笑)
とにかくこちらの想定外のことがあるので、発見の連続です。
ことばを届けるとき、なにか良いことを書こうとしても、実感や体験が伴っていないと、届かないし、響かないし、伝わらないよなぁ、というのを今日は散歩しながら思いました。
体験をもっと言葉にしていこう。
<まとめ>
■実感や体験をともなっていない言葉は、結局のところ、響かないし、届かないし、刺さらない。
■よいことを書こうとするよりも、体験からの学びや、実感していること、葛藤していることなどの方が、相手に何らかの触発を与えるのではないか。
■いろんな経験をして、体験をもっと言葉にしていこう。