情報発信ではなく、情報〇〇
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言葉は無意識のうちに思考に影響を与えますし、言葉は無意識のうちに思考を反映します。
例えば、情報発信が大切、アウトプットが大切、という場合を考えてみましょう。
ブログを書きましょう。
SNSで情報を発信しましょう。
などと、ビジネスを展開していく際には言われることがあると思います。
しかし、もしビジネスとして考えるなら、本当に大切なのは、情報発信ではなく、情報提供です。
私はこう思う、
私はこう考えている、
これがすごい、
などと自分の目線から発信することよりも、これは見込客や顧客のためになるだろうか
と考えて、必要な情報を提供する方がはるかに価値があります。
必要な視点や姿勢は、情報発信ではなく、情報提供です。
こんなことで困っているだろうから、この情報を提供する。
こんなことを知っていると役立つだろうから、この情報を提供する。
そこには、相手のことを考えた視点や姿勢があります。
情報発信は自分目線、
情報提供は相手目線、
ということが起こりえます。
言うことに主眼を置くのと、相手に届けるということに主眼を置くのとでは、自然と変わってきますね。
情報発信ではなく、情報提供だとしてみたときに、自分は何を届けられるのだろう、と考えて、ブログやSNSなどで表現してみるといいかもしれませんね。
<まとめ>
■使っている言葉に、無意識のうちに影響を受けている。言葉を扱うセンスや感覚は敏感にしておけると良い。
■例えば、情報発信と情報提供。ブログやメルマガを書くことを勧める人の多くは、情報発信を推奨するが、ビジネスを意識するなら情報提供を心がけると良い。
■ただ自分が思っていることや考えていることを書くという先に、相手に有益な情報や価値ある情報を届けるという情報提供の視点がある。