『弁護士になりたいあなたへ3』

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めちゃめちゃ熱くて、おもしろいです。
読みながら、自分はやっぱり、人権弁護士の人たちの姿勢が好きだし、”よい”と思っているんだなと改めて認識します。
それにしても、これをここまでおもしろいと思うということは、自分の中の価値観を相対化して、脱構築する必要も感じました。

大変だけどやりがい十分、等身大の言葉で語る人権弁護士たちのメッセージ
と帯に書いてありますが、まさにその通りです。

等身大で、熱く、闘っていて、結構尖っていて、ちょっと過激なんじゃないのと思うくらいの部分もあって、これに共感するような高校生や大学生がいたら、それこそ人権弁護士の道を目指してほしいですね。
ロールモデル集としてよくできていると思います。

何度もいいますが、熱いです(笑)

人権に関する裁判はお金になりにくいもので、そのあたりの実態やそのような問題との向き合い方も、率直にいろいろ書かれていて、好感をもてます。
そして、世の中の”おかしい”に対する熱さ、語りっぷりが、なるほど、そういうことだったのかという視点に満ちていて、そういう意味でもおもしろいです。
おかしいことにおかしいって言う、それもあるな、ここまで胸を打つのは。
"確かに途上国の貧困は深刻だし、日本ほどの医療もなかったりします。ただ日本の社会問題も深刻です。
日本で餓死する事件も起きているのに、そういう人たちにはあまり光が当たっていない。
自己実現のため海外でボランティアをする学生の姿は一般的でも、日本の貧困問題に関心をもっている学生は私の周りにはほとんどいなかった。
一番の例は路上生活の人々。日々身近に見ているのに、皆少し不快なものとしてとらえています。
近くに来たら異臭もするし、ちょっと離れておこう、という雰囲気です。
だけどすごく身近にいる困っている人たちで、それを見ないふりをして生きている。
話しかけるのも怖いなという気持ちもあり、なんで路上生活をしているのか、知ろうとも思っていなかったわけです。
身近な問題であればあるほど、「臭い物に蓋」するかのように見て見ぬふりをしているのではないか、そんな自分に気がつきました。"
(p.145-146)

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